必見!腰痛の時に積極的に摂取したい7つの栄養素とは
こんにちは。
痛みを無くし健康な身体へ変化させる専門家。
豊川市で特に痛みの強い方に特化した治療院を経営している杉山隆一です。
今回は
「必見!腰痛の時に積極的に摂取したい7つの栄養素とは」
と題して記事を書いていこうと思います。
早速いきましょう!
腰痛などの症状をお持ちの方は多くの場合、関節に負担がかかっています。
関節は関節包という潤滑液で満たされている部分で保護されています。
骨の末端では関節軟骨があり柔らかく衝撃や圧に対して強く出来ています。
そして、椎骨などの関節には椎間板があり、体重による圧から抵抗できるようになっています。
こような組織は日々の繰り返しおこる動作や長時間、同じ姿勢が続くなどの負担が続くと損傷を起こし、傷んでしまいます。
それが、椎間板のすり減りや関節痛、腫れなどに繋がっていくのです。
負担を軽減する動作、ストレッチなどは必ず必要ですが、生活している中で負担の多くかかる所にはその分だけ多くの栄養を与えなければいけないのです。
そうしなければ傷ついたとき直ぐに身体が対処出来ず傷みに繋がり、治るまでの時間が長引いてしまうのです。
関節を作る、痛みを和らげる栄養素
- コンドロイチン
- グルコサミン
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- カルシウム
- ビタミンC
- ビタミンB
コンドロイチン
関節の弾力を保ち水分を保持する効果があり、クッションの力を維持してくれる栄養素です。
どちらかといえば予防のための栄養素です。普段から気にしてこのような食品を摂取する事はとても大事です。
植物性なら摂りやすいのではないでしょうか。
動物性コンドロイチン
ふかひれ、鶏、豚、牛の軟骨、マグロの目、鯛の目、すっぽん、ウナギ、はも、鶏皮
植物性コンドロイチン
納豆、オクラ、モロヘイヤ、ナメコ、ナメタケ、山芋、サトイモ、メカブ、もずく
グルコサミン
いて、皮膚や爪、軟骨、心臓弁、そして関節や骨格など、あらゆる場所の細胞を作るために働いています。
とても重要な栄養素です。痛みが出ている場合は積極的に摂る様にすると良いと思います。
上記のコンドロイチンと一緒に摂取すると相乗効果があります。
グルコサミンを最も多く含むものは、カニやエビなどの甲殻類の殻です。
その他には、ヒアルロン酸などの集合体として、牛・豚・鶏の軟骨、干しえび、うなぎ、ふかひれ、きのこ類、山芋やおくらなどに含まれています。
ヒアルロン酸
関節にもともとある成分で目や皮膚などにも多く含まれていています。
組織の中の水分を保つ役割を果たしていて、これを維持する力が減ると、関節の痛みや違和感が発生してしまいます。
関節の保護性を高めるためにもとても重要な成分ですので日頃から積極的に摂取したい栄養素です。
鶏の手羽先、軟骨、鶏皮、魚の目玉、豚足、軟骨などに多く含まれています。
ですがこれらの栄養素は食べるだけで必要量を補うのは難しいとされています。
グルコサミンでは一日1,500㎎必要とされていています。出来ればコンドロイチンも1,000㎎は摂りたいところです。
これを食材で毎日摂ろうと思うとものすごい量が必要なので食べるのも経済的にも大変です。
グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸やコラーゲンがす
なども色々なところで販売されていますので上記の含有量を目安に上手に利用したいところです。関節の保護や若さを保つという効果もありますので特に痛みが慢性的な方は摂取すると良いと思います。
カニ、エビ由来以外にも現在ではトウモロコシ由来のグルコサミンもありますので、アレルギーのある方は成分表を見てカニ、エビ由来以外のものを選ぶようにして下さい。
コラーゲン
お肌に良い成分として有名なので女性は普段から気にかけている栄養素ではないでしょうか。
コラーゲンが肌に良いとされる理由はヒアルロン酸と同じで、体内の水分を保持する役目があるからです。
コラーゲンの多い肌は水分が多く弾力性に富んでいて、体内でも関節をなめらかに動かすことが出来ます。
コラーゲンが豊富な食べ物は、鶏の手羽先や鶏皮、軟骨、牛すじ、カレイ、うなぎ、フカヒレ、シャケ、なまこなど、海のものが多くあげられます。
それだけ含有量も多く、魚類を食べることしっかりと補給が出来ます。
このように、これらの栄養素は関節にとても大切なものです。筋肉のケアなど必須ですがそれと一緒に内からこれらの栄養を摂取することでより身体を健康な状態に戻すことに又は若々しく保つことに役に立つことでしょう。
カルシウム
言わずと知れたCaです。骨を作る栄養素です。
筋肉はすべて骨に付着しているので骨を丈夫にすることにより身体の土台が強くなり痛みなどの症状を和らげてくれます。
又、他にカルシウムは筋肉が動く時に必要な栄養なんです。
ですので、カルシウムを摂ることで骨も筋肉も丈夫にすることが出来るのです。
又、神経にも関与していて興奮を抑えてくれます。
良く含まれる食材は干しエビ、ひじき、パルメザンチーズ、エンドウ豆、ごまなどです。
ビタミンC
ビタミンCはコラーゲンの合成に必要で、ストレスや疲労感から身体を守ってくれます。
また、しみの元であるメラニン色素の合成を抑制してくれます。何か怠いな、やる気出ないなと思ったら摂取したい栄養素です。
良く含まれる食材は焼きのり、赤ピーマン、黄ピーマン、ゆず、アセロラジュース、レモンなどです。
ビタミンB類
ビタミンBは大切な栄養素で皮膚のトラブルなどから身体を守ってくれます。
また、不足すると怠さ、シビレ、むくみ、足がつるなどの症状がでます。
良く含まれる食材は
B12は焼きのり、しじみ、
B1は豚肉、
B6は唐辛子、にんにく、
B2はレバー、ドライイースト、焼きのりなどです。
このカルシウム、ビタミンC、ビタミンBの栄養素も身体を健康に保ってくれます。日々の生活で疲れが溜まっているなと思ったら摂取するようにすると身体が楽になってくると思います。
まとめ
このように腰痛などの症状が出た場合、上記の7つの栄養素を積極的に摂取する事で関節や筋肉、骨を強くし、損傷部を回復させる事が出来ます。
それが、結果的に早期に症状を緩和させる事に繋がるのです。
人は食べたもので出来ています。適した食材を摂取していれば必ず結果として出てきます。頑張って栄養を摂取していきましょう!
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