運動機能を向上させる秘密は脳にある
今、冬季オリンピックが盛り上がっていますね^^日本もメダル11個と過去最高のメダル数で大活躍で私も連日テレビを見て興奮しています!
オリンピックの時期という事もありこんな記事を書いていきたいと思います。
「運動機能を向上させる秘密は脳にある」です。
皆さん、
運動神経が良くなりたい。
そう思った事ありますよね。
興味ないな~て本心で思っている方はいないと思います。(たぶん^^)
でも、それは生まれもったものだよねと思っていませんか?
運動神経の良い悪いとはいったいどういったことなのか。実は、その答えは脳にあるのです。運動機能の向上を考えるとそのヒントは脳の中の小脳という場所に隠されています。
カイロプラクティック学校に通っていた時、大変な思いで脳の機能や構造を学んびましたが^ ^その時に印象に残っている運動機能について書いて行こうと思います。
小脳の場所
小脳は脳の中で2番目に大きな部分であり後頭部の奥、辺りにあります。
小脳の重さは脳の約10分の1の大きさで、脳にあるニューロンはほぼ半数が小脳にある。
機能
小脳の主な機能は大脳から腕を「上げなさい」などの運動指令が出されたときに実際の行動と、どの程度うまく実行されているかを評価する部位である。
例えば
腕を90度あげなさいと指令が出されたとして、実際は30度だったとします。
その後、その誤差を感知して、その感知した誤差を大脳に伝えて修正し動きを円滑に行う為に骨格筋の収縮を強調させる役割があり。またその他に姿勢や平行を調整します。
このような機能があるので野球のボールの補球や踊ること、話すことに至るまでの熟練を要する筋活動の全てが可能になります。
バレーボールをうまく止めたりスパイクをブロックするためにはボールを確実に取れる場所に十分なだけラケットや腕を前に伸ばさなければなりません。
また、どのようにしてちょうど良い点で正確に止まるだろうか?小脳はすでに大脳に神経インパルスを送って、スイングをどこで止めなければならないかを知らせているのです。
小脳からの指令に反応して、大脳は、スイングを止めるための運動の指令を、対立する筋肉に伝えるのです。
小脳に障害があるとうまく歩けない、喋れない、呼吸さえも出来なくなってしまいます。それほど大事な器官なのです。
まとめ
上記のことから、運動機能を向上させるには小脳を鍛えることが重要だと分かったと思います。
では、鍛えるにはどうするのか、それは「頭の中で想像(イメージ)をする」です。
運動をするとき、運動するまえにプロ選手などの一流選手の動きを何度も映像で見る事によって目を閉じてもその映像が浮かんでくるようにします。
次にその映像どうりに自分がプレイしている様子を想像します。この繰り返しを行ない実際にプレイした時に想像に近づくように何度も練習をして下さい。
ここで重要になるのがイメージが上手く出来てから実際にプレイしなくてはいけません。
そしてもう一つイメージ通りにするにはそれに必要な筋肉も必要だという事です。
一流選手はこの、想像する力がずば抜けていると思います。ですが、このような方は幼少期から想像をする事、小脳を鍛える事を周りの人よりしていたのだと思います。
子供にも運動神経が良くなって欲しいと思ったら運動前のイメージをする力を付けさせましょう。今からでも遅くないと思います。しっかりと上手なプレイを想像(イメージ)してから運動するようにしてみてください。きっと今よりも良い結果を得られる事でしょう。