突発性発疹とは?赤ちゃんの高熱が続いた時の対処方法とその後の発疹の対処
このブログを見て頂いた方の中には、急に赤ちゃんが高熱にさらされ4日も続いている!どうしよう?突発!?と不安になられているお母さんもいると思います。
当院では妊娠中の方、産後の方が多く来院していただいておりますので、そんなお母さんの為に実際に私の子供にも起きた突発性発疹の症状と高熱や発疹が起きた時の対処方法を体験も踏まえてお伝えしていきたいと思います。
1.赤ちゃんの突発性発疹
風邪を引いても比較的元気な我が子が突然39℃という高熱を出し、ぐったりしています。
ご飯大好きなのに食欲が無い、突発は比較的熱がある時も元気だと聞いたことがありました。
元気が無いけど大丈夫?
何せ経験したことが無いので不安で一杯でした。
体温は40℃近くまで上がり、4日ほど続きました!
その後、熱が下がると発疹が身体全体に少しずつ広がっていきました。
そして、凄く機嫌が悪くなり、そこから4日程で発疹が引きました。
熱が出ている時はぐったりしていた赤ちゃんが熱が下がり少し回復するので、発疹の痛みや痒みというよりは熱でのダルさや身体の痛みによって機嫌が悪くなるようです。
突発の嫌な所は終わってみないと分からない所です。熱が下がって、ほっとしているところに発疹が出て熱が出ている時よりとても機嫌が悪くなる。
親はとても大変です( T_T)
でも、これも成長の証ですね(^-^ )
2.突発性発疹はどういう経緯でかかる?
突発性発疹は生後6ヶ月から1歳代の小児にかかるヘルペスウィルスによる急性ウィルス感染症です。
3歳までに感染すると言われています。
38から39度台の発熱が4日ほど続いた後、熱が下がったとともに発疹が現れます。
発疹も3日ほど消えるまでにかかります。また、鼻水、咳、下痢を伴う場合もあります。
まれに脳炎を併発することがあるので余りにも高熱が続くような症状が出た場合は早めに病院に受診してください。
3.突発性発疹はワクチン等は無い
突発性発疹はワクチン等はありません。熱が下がらないと発疹が出ないために、熱があまりにも高く長く続くようであれば小児科で熱を下げる薬をもらってください。
私の子供の場合も、解熱剤をもらいました。ですが、薬を飲んで熱が下がっても直ぐに上がって来てしまいました。つまり、あまり効きませんでした。
発疹は1週間ほどすれば自然にひきます。特に塗り薬等は無く、跡が残ることもないのでそのままにしていて大丈夫です。
あまり風邪を引いたことがない子供の場合、高熱が続くので心配になるのがこの突発性発疹です。
ですが、あまり心配しすぎず、どの子供も起こる症状ですので慌てず対処しましょう。
また、突発性発疹は一応、ウイルスですので人に感染します。ですが、感染力は弱いです。体調の悪い方や小さなお子様、お年寄りは気をつけて下さい。
まとめ
38度から40度ほどの高熱が3日から4日続いた時は突発性発疹を疑いましょう。ただし、他の風邪などの症状の場合もあるので注意してください。
熱が下がらないと症状が出ないので、熱が4日ほど続いた時点で病院に行ってください。高熱があまりにも続く場合は解熱剤もくれると思います。
心配だと思いますので脳炎などになっていないかの診断もしてもらって下さい。
熱が下がり発疹が出ても特に何もしなくて大丈夫です。機嫌は悪くなりますが、4日から1週間ほどすると発疹が収まりきれいになります。特に塗り薬などは必要ありません。
突発性発疹は非常に軽く済む赤ちゃんもいます。あれ、突発だったのかな?なんて事も多いようです。その、反対に高熱が長く続く赤ちゃんもいます。
まだ、かかって無い状態で高熱が続いた時はそうかな?と考えて上記で伝えたように慌てず冷静に対処してください。
☆お疲れのお母さん。身体を休めて下さいね。
赤ちゃんのお世話でお母さんはお疲れですよね。身体を十分に休めて癒やして上げてくださいね。