とある患者様が来院されときの話です。
9年前、専門学校を卒業し働き始めて少したった頃の話です。
毎日、8時間ほど勉強し週末は勉強会に行くという日々の中、とある患者様が来院されたときの話です。
腰痛や頭痛のある患者様でした。いざ、検査をし手を使い触診を開始すると、一回軽く触ると何処が悪いのかはっきり解った事がありました。
経験の中で生まれたものなのかわかりませんがあの瞬間の感覚は今でも忘れられません。まだまだ未熟だった私ですが、何とか悪い所を意識して施術を行いその患者様は数回で症状がほとんどの緩和されました。
それから、その感覚が増えていき患者様の症状が少ない回数で緩和される頻度が劇的に良くなっていきました。
この経験上、やはり検査はとても重要だと再確認させられました。
触診というのは紛れもなく整体院やカイロプラクティック院では必須の技術です。
これが出来なければ何処が悪くてそれでいて何をしていいのかわかりません。ただやみくもにマッサージをすれば良くなるものでもないと感じています。
最初の頃は、私も手探りで解剖学書を片手に筋肉や関節、骨の位置や構造を見ながら触診の練習をしていたのを覚えています。(今でも勉強ですが)
私の場合、手先は器用な方だったかもしれません。それを生かして歯科技工士の経歴もあります。それでも、苦労しましたし人の身体を検査するというのは責任が伴いますので緊張しますし、緊張感をもってしなければいけないと思っています。
米国整体おひさまカイロプラクティックでの検査方法
- 立った状態での姿勢検査
- 立った状態での首、肩、背中、腰、骨盤などの動的検査(動きに異常がないかをみる検査です)
- 座った状態での姿勢チェック
- 座った状態での動的検査
- 上向きに寝ての触診、動的検査
- 下向きに寝ての触診、動的検査
※ここでの動的検査は整形外科的検査、筋肉検査も含みます。
整形外科的検査とは
関節の可動域が正常か、またその範囲で痛みや痺れなどの症状がどのタイミングで出るか出ないかを検査する方法です。
筋肉検査
術者が患者様の動きに抵抗を加えて筋肉の強度や弱体化を検査する方法です。
姿勢検査
立った状態・・・肩や首の傾き、脊椎の湾曲に異常はないか。骨盤の傾き。足のO脚、X脚の検査
座った状態・・・膝の動き、足首の動きの検査。座り方。猫背などの検査
触診
筋肉の状態の確認。神経、血管、リンパの状態の確認。脊椎、各関節のズレの確認。
はじめての方は原因を特定する為、必ずこれらの検査を行っていきます。
施術コースにも関係してきます。必要に応じて、全ての検査を行う場合もあります。
このように、触診や他の検査をしっかりと行うことによって原因を特定していく事が
整体、カイロプラクティックにとってとても重要になってきます。
整体やカイロプラクティックを探している方は是非、しっかりと検査をしてくれる施術院をお選びになって下さい。
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